こんにちは。
最近また読み返している本『1%の努力』。
1%しか努力しなくていいのかぁ~という安易な考えで本棚から手に取ってしまう。
「頭のいい生き方」のエッセンスが書かれています。
レビューと要約を書かせていただきます。
早速始めていきます。よろしくお願いいたします。
発売日:2020年3月
発行所:ダイヤモンド社
著者:ひろゆき
「サボる才能」はあるか?という序文から始まる
最初の見開きがまず、
「時間に追われ、将来の心配をし、みるみる「つまらなくなっていく」大人たちへ」から始まる。~1%の努力より引用~
そして序文「サボる才能」はあるか?
目次一覧に入る前に、『「サボる才能」はあるか?』の序文。
私は、人生サボりたくて仕方がなくて、序文ばかり何度も読んだ。
働かないアリの話。
忙しくしていたら、チャンスが来てもそれに気づけない。
働かないアリはみんなが通らない道を通るし、他のアリが気づかない物を見つけてくる。
働かないアリになれ。
それはわかる。
『でも』
この、『でも』と思うことがサボれない人なんだろう。
サボるだけサボって、お金がなくなったらなんとかする。
いや、なくなる前に・・・
みんなが働くアリだったら確かに世の中は成立しないでしょう。
働かないアリになって、ぶらぶらして、面白いこと、お得なこと(winwinなこと)、すごいことを見つけてくる。
それは、時間と心に余裕がないと見つけることが出来ない。
今まで会ってきた経営者で、楽してお金を儲けることを否定する人は、ほとんどいなかった。
~1%の努力より抜粋~
全体を読んで感じたこと
著者さんは、人と違うことをしろといっているのだと思った。
普通の人が言わない様な意見をいう。
素直に思ったことを。
それが相手の為にもなるから。
そして、言ったことが間違えていたら謝る。
それってもしかしたら「日本以外に住んだことがあるから普通に出来ることなのかな」とも思うのだけど。
あと、キャラもあると思う。
この人が言ったら許されるけど、あの人が言っても許されない。
ひろゆきさんは完全に許されるタイプ。
そして本書では、
『他の人達が手を上げないところで手を挙げれる人』が結果的に得をするってことを言っている。
例えば、1人しかいないポジション。
本の中で印象的だった話がある。
海外の飛行機はわざとにダブルブッキングをしてキャンセルが出ても席が埋まるようにしている。
多めに予約を取ることは良い制度だと著者さんは考えているらしい。
ダブルブッキングのせいで、誰か1人飛行機を降りなければならなくなった。
そんな時にもひろゆきさんは『降ります』と手を挙げる。
でも結果的に次の日の便がビジネスクラスになったり、お得なことしかないという。
※ビジネスクラスになる可能性が高い。他にもクーポンが貰えることがある。
いつもそうやって得をしている。
ニッチな戦略で、人の力を借りつつ、『借りている、パクッている』と思われずに得して生きている。
というか成功して来ている。
自己啓発本のあるある『好きなことをやる』
自分の好きなことをやる。
これって自己啓発本の鉄板。
自分が好きなことをやるだけで成功する。これも鉄板
『1%の努力』では成功するとは言っていない。
一生成功せず自己満足で終わって死んでいく場合もある(;’∀’)それはそれで幸せ!?
例えば、日本雄一のエスカレーターブログを運営しているライターさんの話。
世界中でも少ない「曲がるエスカレーター」を探し、現場に行き、写真を撮っているそう。
人から強制されているわけではなく、気になって好きになって、どんどんハマって。~1%の努力引用~
誰もエスカレーターブログをやろうとは思わない。
アフィリエイト案件がないからっていうのも理由だと思うし。
「マツコの知らない世界」という番組も似た様な感じだとは思うけど、お金になるかならないかではなくて、
自分が好きか嫌いかで全てを決める。
本当に好きなことをやっていいのだと思う。
しかし、殆どの人が現在も日々の好きじゃないことに追われて一日を終える。
そして自分の好きなことさえも忘れていく。
著者の言うところの『つまらない大人』になっていく。
『1%の努力』、
「好きなことをやる」っていうのは意外にも難しい。
徹底して好きなことをすると「変わった人」っていう目で見られたり「何してるの?」と思われたり。
「それをやって何の意味があるの?」と家族に怒られたりする。
好きなことをして、時代の波に乗れて、その需要があって、お金になって、好循環。
そんなラッキー、どんなに楽しいだろう。
人と違う意見・自分で決める
学生時代の企業仲間は、みんな普通に就職していった。
社長の僕だけが1人、会社に残った。
まわりに合わせるようなことはしなかった。
自分にとって大事なことは自分で決めたのだ。 ~1%の努力から抜粋~
同じ様なことをYoutuberのヒカルさんも言っていた。
Youtuberとして軌道に乗って来たけど、仲間から「普通の生活がしたい」と言われた、と。
ただ、成功者たちの発言を鵜呑みにしてサラリーマンを辞めて起業したり、発信者になれということを誰も勧めていないのも事実だし。
でも仕事を辞めたくて仕方がなくて、日々もがいて、「1%の努力」を読んでいる自分。
1%しか努力しなくて良いわけ
とにもかくにも1%しか努力したくないと思った。
その為には1%の人になる必要があるんだと思う。
99%の努力はしなくても良いということ。
人に理解されなくても、みんなと同じじゃなくてもいい。
1枠しか空いていないポジションで、みんなが手を挙げないポジションなら尚更よし。
確かに、みんながそんなのやりたくないって思う仕事で、自分にとっては少し興味はあるんだけど・・・でもやらない。
ってそんなこともあったりなかったり!?
例として、積極的にやりたいと思ったことはないけど、飲み会の幹事も1人しかいない(1%の努力から引用)
自分に当てはめてみて、結果的に幹事をやって後悔したことってあっただろうか?
面倒なこともあったけど、意外にもやって楽しかったり、最終的にはみんなに感謝されたりお得なことも結構あった気がする。
1%の努力というより、1%の人しか行かない道に進んでいく。
それが自分の少しでも気になること、やってみたいなぁと感じることなら苦にならない。
自分で決めたことだし。
「1%の努力」の感想、最後に
お金がなくても知恵があれば生きていけるからその知恵を徹底的に調べろ。
調べることを怠るな。
NISAもiDeCoもふるさと納税もしっかり調べて、せっかく日本にあるお得な制度なんだから活用しなさい。~1%の努力引用~
ふるさと納税のこと等、結構普通のことも書いていた。
住んでいる場所にもよるとは思うのだけど、お金がないなら、ある人からお金を取る(お金がある人が払いたくなるサービスを作る)ことを考える。
今はネットがあるので、確かにチャンスにあふれている。
会社では、「出る杭は打たれる」ということもあるから「1%」になることに怯えてはいるけど。
働かないアリになりたいと思う時もあり。
最後までお読みいただきありがとうございました。