叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」ひろゆき(西村博之)を読んだ感想・レビュー・要約
こんにちは。
「 叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」著者 ひろゆき 」購入したのでレビューを書かせていただきます。
\ 単行本 /
\ Kindle本 /
紙本も電子本も価格は同じです(2021.9月現在)
紙の本も魅力あり、読みやすいしやっぱ紙って落ち着いて読める
電子書籍版も手軽で保管場所取らなくていいな
最後のあとがきに「本書の内容はライターさんや編集者さんに手伝っていただきながらまとめました。 ひろゆき」と記載はあります。
がっつり本人が書いている本ではないかも知れないですが、それでも面白かったです。
Chapter 1.社会「生きづらさ」の正体に気づけない人たち
\ やはり今は安い国日本なのでしょうか? /
Chapter 1. 社会
~目次~
- 日本の現状、見えていますか?
- 休息に進行する「格差化」
- 高齢社会で起きていること
まず、最初の「社会」を読んだだけで悲しい気持ちになりました(>_<)
辛いです。富裕層にいない自分かなりヤバイ。でもどうしたら?・・・
そういえば、海外旅行に行った時(アメリカ、シンガポールなど)『この国って100均ないの?』と思ったことが何度もありました。
浅はかな考えでした・・・。
そもそも100円じゃないのか。
ダイソーの商品価格が国によって違うのですよね(; ・`д・´)!!
最初のChapterに書かれていたこと…→日本人は、国を変えようって気がそもそもないっていうのではなくて、変えようとするパワーがないというか、平均年齢が高い国だから諦めている人が多い国っていう日本。
どうすれば良いのでしょうかs?
これからも毎日、仕事が嫌だ嫌だと思いながら細々と生活していく!?(T_T)
そして高齢になる。嫌です!!
あと、上流階級の人が特別扱いされているってのはわかるけど、法の下には平等じゃないのか?ってとても悲しくなりました。
同じ罪を犯した人でも、「上流」か「下流」か?で扱われ方が違うのは本当でしょうか。
やっぱ最初のChapter1から悲しいですね。
でもひろゆきさんの本によると…それが現実の日本。
日本の人口も減っていき、高齢化社会です。
どんな風に生き延びていったらよいのか?
そのことについて真剣に日々考えないといけない…老いは必ず誰しもに訪れるのですから(^^;。
Chapter 2.仕事「モンダイ」を抱えてがむしゃらに働く人たち
Chapter 2. 仕事
~目次~
- 仕事のムダ、会社のムダ
- これからの働き方について話そう
- 「働き方改革」で社会は変わる?
たまたまやっていた仕事がヒットした人もいるとのことです。
例えばYoutuberのマネジメントを行っているUUUMの創業者鎌田和樹さんは謙虚で、たまたまマーケットに乗れたとおっしゃっています。
「どこで何をやるのか?」が重要であって、努力ではない。 ほんとか?
ひろゆきさんは無意味なやりたくない残業にも否定的です。
確かにそう。
残業って一時(いっとき)、その月の給料が上がるだけ。
しかも10年後には機械化される私達の仕事・・・。(私の職種の場合です)
それって・・・悲しいです。
自分も年々年老いて来ているから、今の時代を生きている年配の方が給料が減りたくないから本当のことを言わないっていう事実も同情というか気持ちはわかります。
- 『僕たちがこの退職金を貰わなければ、この会社は潰れないかもしれない』
- 『退職金を貰わないという決断を下すこと』が出来ないという悪循環
- わかっていても自分のことしか考えられない
バブル時代の美味しい密は蓄えているけどあげないよ、今の若者には。がっぽり退職金も貰って辞めていくよ。頑張ってね、諸君。さようなら
残業せず何か大きなお金を得ようとしたらどうすればいいのか?
ひろゆきさんが言うには、何か大きなお金を得ようとしたら残業(長い時間会社に尽くす)するのではなく、自分の活躍出来そうなフィールドを見つけることが重要で、そこでたまたま何かがヒットしたら時代の流れでその人にお金が集まる、とのことです。
そんな理由で、「努力って必要ではないんじゃない?」って言います。
嫌いな仕事を一生懸命にやって会社に褒めて貰ったり、誰かに褒めて貰ったりするためにやる、それってムダだと思うよと・・・。
課題は山です。
そもそも生き方に正解はあるのでしょうか?
Chapter 3.教育「謎の習慣」に従い続ける人たち
Chapter 3. 教育
~目次~
- 「遺伝」と「知能」の真実
- 「子どものため」に間違う親
- よくわからない「学校ルール」
- 「役に立つ」勉強をしよう
- 「大学」と「社会」の間の摩擦
やっぱり頭良い人って遺伝なんだと再確認。
ですよね。
あと、お金。
ですよね。
家柄とか。
切ない・・・Ω\ζ°)チーン
本を読むと学校って行っている意味あるのかなと思ってしまいました。
「いじめ」られていたりしたら尚更です。
いじめられている時間ってホント無駄です。
イジメている人って気づいていないですから…。
「校則」についてもひろゆきは語っていたけど、「校則」て意味不明です。
なんで校則というものがあるのか?
それを説明してくれた大人っていなかったですよね。
しかし本の中では大学に行って「大卒」っていう肩書きを持っていた方が良いと書かれていました。
確かにまだまだ世の中「大卒」っていう肩書きが重宝されなくなる時代はこなそうです。
それは日本だけではなく、世界的にみてもです。
Chapter 4.政治「終わるきっかけ」を必死で作る人たち
Chapter 4. 政治
~目次~
- 世界にはびこる「閉鎖感」
- 「日本だけ」の残念政策
- 「地方自治」の危機
- 「選挙」では何も変わらない
政治について、もっと勉強しないといけないと思い真剣に読みました。
ただ、「政治」に関しても読んだあとに心に残ったことは「格差」でした。
政治も格差。
金持ちか貧乏か。
地方か都市か。
日本は良いところが沢山あるのに、可能性を潰してしまう文化というか考え方が根付いているのは勿体ないことだと思いました。
また、知らないっていうことは怖いことなので政治がわからないからいいやと思うのではなく、きちんと勉強して自分の頭で考えていくことが大切なのだなと改めて実感しました。
一人一人が真剣に政治のこと、世の中のことを自分で知ろうとして自分の頭で考えて判断していくことでしか変わっていけないので…。
Chapter 5.人間関係「付き合い方」を間違えている人たち
Chapter 5 人間関係
~目次~
- 令和時代の「人付き合い」
- 「人の幸福」「自分の不幸」
- 「恋愛」も不都合な真実だらけ
炎上についても「わけわからん情報の炎上ってなくなって欲しいな」と思っている人は沢山いると思うけど、なかなかなくならないのは悲しいです。
- ・年を重ねていくほどに恋愛って不利になる(世界共通)
- ・日本で生活保護になるのは難しい
- ・「パワーカップル」という、夫婦で稼ぎが良い家庭と貧乏家庭の格差は広まっている
- ・日本人は苦労することが美徳(出産も子育ても苦労しろ)
- ・日本人は長生きするけど幸福度が他の国より低い
「あることを知っている人」が、「あることを知らない人」をいいように使う、っていう世の中ではあると思います。
『現実』『これからのこと』を考えさせられる内容の本でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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